2013年3月3日日曜日

6/10 : リヨン(3)

ヨーロッパ旅行33日目。
リヨン滞在3日目。
くもり。
リヨンの宿で出会った、日本人のMさんとアヌシーという街へ行きました。

アヌシーは毎年6月に国際アニメーション映画祭を開催している街で、狙っていたわけではないのですが、来たのは丁度その時期。


この時は『おおかみこどもの雨と雪』がでっかくフューチャーされていました。
フランス語では『LES ENFANTS LOUPS AME&YUKI』というらしいですね。読み方は知りませんが。
この時の映画祭ではプロモーション映像が流れていたみたいです。


会場の中にはMANGAコーナーがあって、やはりそこには日本の漫画が沢山ありました。
外国で日本の空気を感じたのはやっぱり不思議な感覚。




はい。というわけでアヌシーの街を観て行きましょう。


この街はスイス国境近くのアヌシー湖岸にある街で、湖の向こうにはアルプスが見えます。
アヌシー湖の透明度は相当なもの。綺麗な湖のそばにあるからか、とにかく「優雅」という印象の強い街でした。


そのあたりの花さえも優雅で。



テラス席で食事をする人達も優雅で。


街の雰囲気もやはり優雅で。





そのあたりの花さえも優雅で。


自転車に乗ってこちらへやってくる親子もどこか優雅で。
(拡大して観てみるとわかりますが良い表情をしておられます)


立ち並ぶ店も「世界ふれあい街歩き」感が出ていて。優雅で。




テラスに色とりどりの花なんか優雅に飾っちゃって。


アイスの溶け具合も優雅で。


そのあたりの花さえも…


優雅で。


優雅とはこの街の為にある言葉なのだなーとおもいましたー。




アヌシー国際アニメーション映画祭のポスターと思われるもの。


会場と思われる場所のエントランスと思われる場所。


映画祭のお客さんと思われる人たち。



Mさんがお菓子を買うというのでお菓子屋さんへ。
なんだこのヨーロッパ的な雰囲気のお菓子屋さんは…!
メルヘン。





アヌシー、とても優雅でした。さすがフランスというべき街。




夕方にリヨン帰ってきました。
リヨンは生憎の雨でしたが、この日の夕食はこの旅で一番贅沢した夕食だったのでは。
アヌシー行ったならば、夕食も優雅にキメねば、と。


リヨンは世界に誇る「食通の街」とよばれるところ。
「ブション」という、伝統のリヨン料理を出す庶民食堂みたいなお店がたくさんあって、
そこでは質の高いリヨン料理がリーズナブルなお値段で食べられる、そんなことを知ったら行かないわけにはいかないでしょう。せっかくここまで来たのだし。
前日にある程度目星を付けていた幾つかの店を周り、チェックのテーブルクロスのお店へ。(店の名前忘れた…)
なけなしのお金でいざ。
まあ1人でしたが。
雨なのにテラス席でしたが。

しかし、すぐ近くの席に宿で見かけたアジア人の女の子がお一人でお食事中。
宿で見かけた時は日本人かもしれないと思っていたので、話しかけてみると。
日本人じゃなくて韓国の子でした。
慣れない英語で会話をしましたが、その子「明日アヌシーに行くんです」とのこと。
「僕!行きました!今日!」
「ホントですか!?どうでした?」
「ベリーナイス!エレガント!(優雅って英語でなんて言うんだろうと思って出て来たのがエレガント)」
「そうですかー!楽しみです!」
みたいな会話をして、女の子は食べ終わったところだったので帰って行きました。


少し寂しさも感じながらも、出されたフランスパンをつまみつつ待つ…。

まずは「サラダ・リヨネーズ」が登場。
リヨン風サラダの意。
サラダに厚切りのベーコン、小さく切ったパン、そしてポーチドエッグですよ。
皆さん想像通りの美味さです。
これだけでも割とボリュームありました。

合間に、殆ど飲んだことの無い赤ワインもキメちゃったりしてね。

次に登場するは「クネル」。
事前知識では、川カマスのすり身に色々と混ぜて焼いたもの、と。
川カマスが何なのかよくわからなかったのですが、おそらく2つの川が流れるリヨンなのだから川の幸、つまり川カマスというのは魚だろうと解釈。どうもフランス風の「かまぼこ」みたいなものらしいから、海鮮苦手な自分でも食べられるだろうと思って、これを注文すると前から決めていました。
お店を選ぶにあたって「サラダ・リヨネーズ」と「クネル」があるお店を選んだくらいです。
んで、食べてみましたが、めちゃくちゃ美味しかった。ほんっとに。
この旅、貧相な食事ばかりしていたからかもしれませんが、とにかく美味しかった。

デザートのチョコソースがけクレープ。
店の前で焼いていたものを直に持って来れくれました。これも当然のように美味しかった。
最高でした。お店の人も愛想よくしてくれて。
お腹いっぱいって幸せって思いました。この時はほんとに。



雨だったのでメトロに乗って宿に。
優雅にキメた一日。

2013年1月22日火曜日

6/3 : ロンドン(2)


ロンドン2日目。雨。寒い。

ロンドンつったらもう俺が行く所は一つしか無いですね。


メトロ乗り方とか心配してたけど、何のことは無かった。
パリに比べ断然キレイで治安もいい感じ。
パリは……。

メトロに乗って「セント・ジョーンズウッド駅」に。


そうここは、

『アビイ・ロード』!!!

『アビイ・ロード』とは、ビートルズの実質最後のアルバム。
横断歩道を渡るジャケットは有名ですね。
ビートルズ好きな自分はロンドンに来たらここに行ってみたかった。

アビイ・ロードスタジオ。ここでレコーディングされました。



ここが例の横断歩道。 

アホみたいに感動しました。
もちろん横断歩道を渡る写真を撮ってもらいました。
この場所から去るのが惜しくて、iPodでアビイ・ロード聴きながら無駄にウロウロしてました。
ていうかこの横断歩道、車の通りが多いうえに信号も無いので中々上手く写真が撮れません。
観光客はかなり迷惑をかけているハズ…(笑)

晴れの日にまた来たい…。さらばアビイロード。


ハッキリってアビイロードに行ったら他に用が無くなりました。
とりあえずビックベンかなと中心部へメトロで移動。

ビックベン。
曇りなのが本当に残念。
それより中心部、人が物凄い。

なんだなんだ?

この騒ぎの正体、
エリザベス女王即位60周年記念式典「ダイヤモンド・ジュビリー」でした。
全然知らなくてビックリ。

通りには巨大なスクリーンが。

中継を見守る人々。俺も便乗して。

あっ!話題の!あの!二人!名前なんだっけ!ウィリアム王子?

…王子て……。まさに別世界…。

女王。近くにいたのか…。

この写真良いでしょ。


寒いし、かなり長いイベントだったので途中でおさらば。
でも貴重な体験が出来て嬉しかった。

2013年1月17日木曜日

7/16 : リュブリャナ(2)

2012.07.16

旅の後半戦。中欧北上プランのスタート地点。
スロベニアの首都リュブリャナ滞在二日目。ブレッド湖訪問日。


みなさん、スロベニアという国についてご存知ですか。
聞いておいてなんですが、知らない人が多いと思います。僕も訪れるまではどんな国かわかりませんでした。

ファイル:EU-Slovenia.svg

ちょっと小さいですが、濃い緑の所がスロベニア。
イタリアの北東、オーストリアの南に隣接。
今回はスロベニアにある「ブレッド湖」についてちょこっと。



これがブレッド湖です。凄いでしょうこのファンタジー感。
湖に浮かぶ教会と、断崖絶壁に建つ城。ゲームや小説の世界ですよほんと。
360度絶景。





崖の上の城。

こっちみんな



崖の上の城の窓から湖を望む。

上から見るとこんな感じ。

 城は憩いの場になっています。


ほんとに綺麗だった。晴れて良かった。スロベニアかなり良かったです。
いつかまた行きたい。大切な人が出来たら、その人と…。