ベルギーの次はルクセンブルクへ。4カ国目。
当初ルクセンブルクには行かない予定でしたが、名前がカッコイイというバカみたいな理由で行くことにしました。
赤で塗ってある所がルクセンブルク。小さい国です。左上はベルギー、右はドイツ、下はフランスに隣接しています。
ブリュッセルからはそれほど遠くありません。
ブリュッセル南駅から電車でGO!
ブリュッセルのクソみたいな宿からおさらば出来るのはホントに嬉しい。ルクセンブルクで予約出来た宿は一つしか無かったのですが、サイトでの満足度が90%以上だったのでとても期待していました。
しかし、駅のホームで電車を待っていたのですが、電車が来ない。
電光掲示板にはルクセンブルク行きの電車の情報が表示されていたのですが、電車が来ないまま次の電車の情報に切り替わってしまいました。
周りの人に筆談などを駆使して状況を聞くと、どうやらこの時間のルクセンブルク行き電車は飛ばされ、無かったことにされたようです。ブレーメンに行くときも電車トラブルがあったけど、またか…という気持ち。ホントヨーロッパはそういうのルーズです。そもそも時間通りに電車が発着しないのは当たり前で、日本人の常識からしたらちょっとビックリするかもしれませんね。俺はこれまで頻繁に電車に乗る生活をしていたわけではないので「こんなもんか」って感じでしたが。
特に慌てなかったのも、ここ数日で成長したのかもしれません。
同じルクセンブルク行きの電車に乗ろうとしていた人が、駅員さんに詰め寄ります。駅員さんは特に謝る様子も無く「一時間後にまた来るからそれに乗ってください」と。仕方なく待って、一時間後にようやく乗車。文化の違いを感じました。日本はとても几帳面で丁寧です。
電車に揺られること2〜3時間くらい。少し雨が降っていましたが、ルクセンブルクに到着。ルクセンブルクの首都はルクセンブルクです。国名と首都名が同じです。
さっそく駅から宿を目指して歩いていきましたが、全く反対方向に行っていたり、かなり道に迷いました。しかも宿の周辺はアップダウンが激しく、背中には巨大なバックパックを背負っていたので相当疲れました。数時間は歩いていたと思います(笑)
この時泊まった宿「Youth Hostel Luxembourg City」はこれまでで一番良い宿でした。とにかく綺麗。
部屋は6人ドミトリー(相部屋)で、一人先客が。まあいつものことなので、特に気にせず、疲れを癒しつつ荷物の整理をしたりしてずっと部屋にいました。
すると先にチェックインしていた人が帰ってきました。
向こう「Hello!」
俺「Hello!」
向こう「Where are you from?」
俺「I'm from JAPAN!」
向こう「あっ、俺もです!同じ!」
俺「!?」
…つっ、つっ、ついにっ
……日本人だーーー!!
帰ってこられたときに、アジアな顔だなと思って期待はしていましたが(中国人韓国人はかなり出会います)まさかルクセンブルクというマイナーな国で、しかも同じ部屋だとは!!
めちゃくちゃ嬉しかったです(笑)
その方(Nさん)は俺より少し年上の男性で、イギリスに留学している学生さんでした。
UKロックが好きらしく、俺もビートルズが好きなので音楽の話題で盛り上がり。次の日一緒に飲む約束もしたりして、かなりホームシックが緩和され落ち込んでいた気分も回復。
宿に来る間に見たルクセンブルクの街もこれまでで一番と言って良いくらい良い街だったし、宿は快適だし、相当テンション上がりました。
もの凄いほっとした気分でこの日は終了。こんなにほっとしたのはこの旅行で初めて。
名前がカッコいいという理由で来て良かった!(笑)