2012年11月12日月曜日

5/20:ルクセンブルク(1)

12日目。
ベルギーの次はルクセンブルクへ。4カ国目。
当初ルクセンブルクには行かない予定でしたが、名前がカッコイイというバカみたいな理由で行くことにしました。

赤で塗ってある所がルクセンブルク。小さい国です。左上はベルギー、右はドイツ、下はフランスに隣接しています。
ブリュッセルからはそれほど遠くありません。

ブリュッセル南駅から電車でGO!
ブリュッセルのクソみたいな宿からおさらば出来るのはホントに嬉しい。ルクセンブルクで予約出来た宿は一つしか無かったのですが、サイトでの満足度が90%以上だったのでとても期待していました。

しかし、駅のホームで電車を待っていたのですが、電車が来ない。
電光掲示板にはルクセンブルク行きの電車の情報が表示されていたのですが、電車が来ないまま次の電車の情報に切り替わってしまいました。
周りの人に筆談などを駆使して状況を聞くと、どうやらこの時間のルクセンブルク行き電車は飛ばされ、無かったことにされたようです。ブレーメンに行くときも電車トラブルがあったけど、またか…という気持ち。ホントヨーロッパはそういうのルーズです。そもそも時間通りに電車が発着しないのは当たり前で、日本人の常識からしたらちょっとビックリするかもしれませんね。俺はこれまで頻繁に電車に乗る生活をしていたわけではないので「こんなもんか」って感じでしたが。
特に慌てなかったのも、ここ数日で成長したのかもしれません。
同じルクセンブルク行きの電車に乗ろうとしていた人が、駅員さんに詰め寄ります。駅員さんは特に謝る様子も無く「一時間後にまた来るからそれに乗ってください」と。仕方なく待って、一時間後にようやく乗車。文化の違いを感じました。日本はとても几帳面で丁寧です。

電車に揺られること2〜3時間くらい。少し雨が降っていましたが、ルクセンブルクに到着。ルクセンブルクの首都はルクセンブルクです。国名と首都名が同じです。

さっそく駅から宿を目指して歩いていきましたが、全く反対方向に行っていたり、かなり道に迷いました。しかも宿の周辺はアップダウンが激しく、背中には巨大なバックパックを背負っていたので相当疲れました。数時間は歩いていたと思います(笑)

やっとの思いで宿に着きチェックインして部屋に。
この時泊まった宿「Youth Hostel Luxembourg City」はこれまでで一番良い宿でした。とにかく綺麗。
部屋は6人ドミトリー(相部屋)で、一人先客が。まあいつものことなので、特に気にせず、疲れを癒しつつ荷物の整理をしたりしてずっと部屋にいました。

すると先にチェックインしていた人が帰ってきました。
向こう「Hello!」
俺「Hello!」
向こう「Where are you from?」
俺「I'm from JAPAN!」
向こう「あっ、俺もです!同じ!」
俺「!?」

…つっ、つっ、ついにっ

……日本人だーーー!!

帰ってこられたときに、アジアな顔だなと思って期待はしていましたが(中国人韓国人はかなり出会います)まさかルクセンブルクというマイナーな国で、しかも同じ部屋だとは!!

めちゃくちゃ嬉しかったです(笑)

その方(Nさん)は俺より少し年上の男性で、イギリスに留学している学生さんでした。
UKロックが好きらしく、俺もビートルズが好きなので音楽の話題で盛り上がり。次の日一緒に飲む約束もしたりして、かなりホームシックが緩和され落ち込んでいた気分も回復。
宿に来る間に見たルクセンブルクの街もこれまでで一番と言って良いくらい良い街だったし、宿は快適だし、相当テンション上がりました。

もの凄いほっとした気分でこの日は終了。こんなにほっとしたのはこの旅行で初めて。
名前がカッコいいという理由で来て良かった!(笑)

2012年11月4日日曜日

5/19:ブリュッセル(3)


まず写真を一枚。
ブリュッセルの汚さがわかるでしょうか?
ゴミ散乱。ブリュッセルだけじゃないですけどね。


旅行11日目。
この日はブルージュという街に行きました。
ブルージュの旧市街は「天井の無い美術館」と呼ばれているそうで、その名の通り街が美術品のように綺麗な街です。
ちなみに旧市街は世界遺産です。世界遺産ばっかりですね。

毎度のごとく電車でブリュッセルからブルージュへ。

ブルージュ駅。
ここから旧市街へ向かいます。
写真がかなり多いわりにブログ書く時間ないので今回はサーッと行きますね。



左に壁が見えますが、ブルージュ旧市街は壁に囲まれてます。たしか。
マジファンタジー。

最初にこの石畳の街をを見たときは、「タイムスリップした」と思いました。
特に目的はありませんでしたが、ここから適当にフラフラしながら旧市街の中心にある広場へ向かってみます。
ここは積極的に迷うべき。







旧市街とはいえ車はちゃんとある。







アンティークショップ。理由はわからないけど、この店見つけたとき嬉しくなった。


昼飯時。
フライドポテト。
ベルギーが発祥地らしい。ベルギーではフリッツといい、ベルギー人はみんな好きという噂。自宅にポテト揚げ機(?)を持っている人も結構いるのだとか。
ソースはマヨネーズが主流…。だった気がする。おいしかった。
何気にこの旅行でその土地の有名な食べ物を口にしたのはこれが初めてだったり。サンドイッチ的なものばっかり食べてたので。まあこれもフライドポテトだけど(笑)
普通の屋台で買ったのですが、ちゃんと注文出来るか不安だったのを覚えています。

ごちそうさまでした。










そんなわけで広場に着きました。








個人的にはブリュッセルの「グラン=プラス」よりもこっちの広場の方が好きでした。
でも人多過ぎ。
広場を一通り見たら、再度ふらふらしに行きます。





中心から外れると全然人がいません。
この雰囲気がたまりませんでした。

カラフルな家。



冗談じゃなく別の世界に迷い込んだように感じます。






遊び心がいいね。

ファンタジー。
壁にもたれた自転車が良い味出してる。

こういうお洒落な家が突然現れると感動します。






広場に戻ってきました。
休憩がてらGODIVA!
ベルギーの高級チョコレートメーカー。
これも食べたかったんですよ。
確かこの大きさで2ユーロちょっと(200円くらい)だったかな。安い方だとは思います。
この写真を撮っていたら、隣に座っていたベルギー人の老夫婦が
「それGODIVAだね」って話しかけてくれました。
「Yes!」って言ったら
「すごく美味しいよ。一口食べたらまた写真撮ったら?」みたいなことを言われたので、

撮りました。
さすがに美味しかったです。普通のチョコを食べてからGODIVAを食べましたがやはり全然違いました。
ていうかそれより老夫婦とのちょっとした会話がホントに幸せでした。
この旅行でまだまともに人と話したことなかったから。


再度広場をうろうろ。
左に見える塔に上ろうと思って、中へ。

かなり行列が出来てます。

 何分も並んでやっとここ。
そして受付の直前でこの日の見学が終了…。
昇れませんでした…。

仕方がないのでまた街をフラフラ。
とにかくフラフラしました。








また広場に戻ってきました(笑)
写真のブツを買ったので座って食べたいなと。
ベルギーの有名な食べ物、ワッフル。
もうひとつのブログにも書きましたが、このワッフル、激甘で全部食べられませんでした。また、焼きたてであったかかったので上にあったチョコやクリームも溶けてきて盛大に手が汚れました。「もう無理」とそのままゴミ箱にポイ。
食べ物を粗末に扱ってはいけませんが、このときは完全に心が折れました。



ワッフルにやられるという結末になってしまいましたが、ブルージュ、とても良かったです。

さて次はまた国境越え。ルクセンブルクです。