この日は一日アムステルダム観光。主に美術館巡り。
アムステルダムにはミュージアムパークという場所があって、その名の通りそこにミュージアムが集合しています。この日はそこにゴー。
ちなみに「真珠の耳飾りの少女」はアムステルダムには無く、デン・ハーグという街にあります。
宿は駅の近く。そこから南にそれなりに離れたミュージアムパークへ向かいますが、ひとまず駅に行きます。
トラム(路面電車)とかあったんですけど、相変わらず怖かったので歩きで。
天気は今にも雨が降りそうな曇り。良い写真があまり撮れず。
前回のブログで「アムステルダムはアンダーグラウンド」という印象を与えてしまったかもしれないですが、町並みはとても美しいのです。
張り巡らされた運河と茶色い洋風の建物。ちなみこれも世界遺産。世界遺産マヒしそうですね。
運河を巡る観光船もあり。
宿はすぐ近くなので数分で駅に到着。
アムステルダム中央駅。
この駅から真っすぐ伸びる、街で一番大きな通り「ダム通り」を南に歩きます。
で、そのダム通りですが一枚も写真を撮ってない…!
たぶん、怖かったんでしょう…。 人かなり多かったもの…。
アムステルダム中央駅からまっすぐ伸びる「ダム通り」をずっと進んでいると、上の写真のような王宮のある「ダム広場」に到着。
「ダムダムうっせーぞ!ドラムでも叩きてーのか!」と思われるかもしれませんが、僕が熱いビートを刻みたいわけではなくてですね、そもそも街の名前の由来が「アムステル川をせき止めたダム」から来ているらしいんですよね。(Wikipwdiaより)
「アムス・テルダム」じゃないんです。だから「ダム」とう言葉が頻繁に表れるんじゃないでしょうか。
まあそんなわけで「ダム広場」に到着。
しかしミュージアムパークはまだまだ。ダムダム。
逆光で暗い写真ですが、やはり美しい町並みをしておるのですよ。
普通の道。
あのですね。
ここまで美しい町並みだと書いてきたのですが、まあ実際建物とかはそうなんですけど、とにかく向こうはアムステルダムに限らずゴミがヒドいんですよ。これまで目をそらしてきたけど、だめ。
特にタバコの吸い殻はもうそっこらじゅうにドバーですよ!
…ドバーは良い過ぎにしても、ほんとそこらじゅうにボロボロ落ちてます。石畳の継ぎ目に挟まるタバコタバコタバコ!!みんな唾はペッ!だし、普通のゴミも散乱してる。
ヨーロッパ行って一番ショックというか幻滅したのはそこです。せっっかくの美しい町並みがゴミで台無し。
あと、落書きね。ヒッドイです。電車乗ってたら窓の外には常に落書きが見えます。げんなりします。
大都市ばっかり行ってるからだろうと思われるかもしれませんが、世界都市ランキング4位の東京はめちゃくちゃ清潔な街です。帰って来た時は心の底から誇らしかったです。ぜんぜんゴミ落ちてねえって。スゴいな日本人って。
日本人の感覚で行くとやっぱりそこに目がいきます。
しかし、悪い所ばかり目を向けていてもいけません。慣れるしかないですね。
道端のゴミを気にしつつ、さらに進みます。
逆光。ムントタワーという建物らしい。
園芸関連のお店が連なる通りを歩いていると見つけたBONSAI。
盆栽ってこんなにカジュアルだったっけ。
アムステルダムの色々な道。
普通に道端に縦列駐車してます。こういう光景も色んな所で見たな。
この辺りで迷いました。
迷っています。
迷いに迷って、どうにかミュージアムパークに到着。
雨に降られたあと。
ミュージアムパーク。その名の通りとても大きな広場。
暗い…、俺、写真撮るの下手…。
ながい人口池の向こうに「I am sterdam」の文字。そしてそびえ立つアムステルダム国立美術館。
この光景は有名?
ミュージアムパーク。
ミュージアムパーク内の屋台で買った昼飯のホットドッグを頬張り、いざアムステルダム国立美術館へ!
初めての海外の美術館だったので怖かったのですが、何事も無く入れました。
国立美術館の入口には金属探知機とかあって、やはり島根県立美術館とは違うなあと…。館内は写真OKだったので、いくつか写真を。といっても展示品の写真ばかりですが…。そしてダメダメ画質ですが…。
館内はお静かに。
ウォーホルの作品。
この絵、クリックして拡大してもらえればわかるかと思いますが、一番右の方に、体の透けた人がいるんですよ。左の方では皆がパーティしてるのに。「なんなんだ?」と思ったので、借りたオーディオガイドの説明を聴いてみたのですが、全く透けた人に触れず。ちょっとゾッとしました。
この白鳥綺麗ですよね。
さあ、これ。見たことあるって人も多いかと思いますが、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」。「真珠の耳飾りの少女」と同じ作者の作品です。
アムステルダム国立美術館の目玉。すっごい小さい絵なんですけどね。
こちらも目玉、レンブラントの「夜警」。めちゃくちゃデカイ絵です。
キャプションが読めないので日本語のオーディオガイドを借りましたが、このオーディオガイドがとても良かった。美術には無知だったので、作品を見るときの補足も面白かったです。
この後も色んな美術館で使いましたが、付け焼き刃なのは確か。これ書いてる時点でもうどんな解説をされたのかを忘れてたり…。本来の知識は皆無なので、使わない時やオーディオガイドが対応していない作品が出てくると、「よくわからん」という感想を抱くこともしばしば。それがとても悔しかった。
リベンジ。今度は綺麗に撮れたかな。
さて次は同じパーク内にある、「ゴッホ美術館」。
ここでは館内撮影禁止でした。
「ひまわり」とかありました。ゴッホは肖像画が好きでした。
ゴッホ美術館の上の方から見たパーク。
ふたつの美術館に行ったらもう夕方。(といっても日が沈むのはまだまだですけど)
帰ります。
帰りに撮った写真を。晴れて来ました。
美術館は楽しかったけど、宿に帰ったらやはりホームシックが再発。
あまり良くないシャワースペース。貧相な夕飯。日本での暮しを思い返して溜息。
俺はいつ日本人に会えるのでしょうか。